PCデスクはDIYが最強。一万円程度で広いデスクを手に入れる!だもんでDIY。

こんにちは、リノです。
いきなりですがブルックリンデザインの机、かっこいいですよね。そんなPCデスクで仕事やゲーム出来たら・・・しかしPCを使用するようになって早30年、PCデスクは一度しか購入したことがありません。それもかなり妥協して。
理由は簡単。価格が高い上に手狭。Amazonなどで検索をしてみても、広いものは高価、安いものは狭すぎ、また写真で広く見えてもサイズを見るとそんなに広くないなど、欲しいサイズが見つかりませんよね。

だもんでシンプソン金具とツーバイツー材を使って安く大きめサイズのPCデスクを作ってみました。

ちなみにブルックリンデザインのデスクは、こんな感じです。無駄がなくシンプルでかっこいい。

材料

  • ツーバイツー材(幅、長さ、厚さは自由に設定可能)
  • 天板
  • シンプソン金具(リジットタイコーナー6個、リジットタイアングル2個)
    ※他にもL型、T型、平板などあり使用したい形状に合わせて選ぶ
  • ドリルとドリルビット(ドライバーでも可。結構疲れるのでドリルはあれば)
  • 木ねじ

「入手が容易」「加工が簡単」を考えた時最適なのが、シンプソン金具とツーバイツー材です。シンプソン金具は頑丈で信頼性があり、ツーバイツー材は簡単に切断・組み立てができる特徴があります。他にもメリットがありホームセンターで購入が可能な上、カットサービスを利用すれば賃貸の方など作業スペースが無くても材料を揃えることが出来ます。
木材は2×4材を使用しているサイトもありましたが、実際使用してみると2×2材で十分な強度でした。

2×2材はホームセンターに長めの2.4mと短めの1.6mがあったため、このような感じで組み合わせ2.4mを2本、1.6mを7本購入しました。

設計

デスクを置く場所を決めて、サイズを書き出します。クローゼットの扉など開閉の障害にならないよう気をつけて下さい。
結果私の場合は、幅160cm・奥行き69cm・高さ70cmとなりました。
※2×2材は4cm角で計算してます。
図には天板が記載してませんが、足枠の奥行きより手前に+8cm出すことにより、デスクにスタイリッシュさを出してみました。注意として高さは足枠の高さとなりますので、実際足を入れれる高さは「65cm」、天板を含めた高さは「+天板の厚み」となります。

組み立て

材料が揃ったところで、ツーバイツー材を使用してPCデスクの組み立てを行います。

2×2材をカット

ツーバイツー材を必要な長さにカットします。
ホームセンターで購入した場合、カットサービスを利用すると便利です。

組み立て

カットしたツーバイツー材を所定の位置に組み立て、ねじ込む場所に印を付けていきます。

その後シンプソン金具をあてがいドリルビットを使って下穴をあけます。下穴があることでネジを締めやすくなります。

組む順番としては左右の足組を組んでから、左右を組み付けました。この順番が一番バランスが取りやすく一人でも組めるのでベストと思います。高さ側の木材から組むとしっかりと楽に組み付けられます。組み立ての際は木材同士の隙間なく組むことで、ガタつきのない机になります。

金具はこの箇所にそれぞれ取り付けています。

塗装

前述の通りブルックリンスタイルのデザインが欲しいので、一度バラして2×2材とシンプソン金具をブラックで塗装しました。
塗装には木材にペンキ、金具はターナーのアイアンペイントを使用しました。
濃いめの天板で脚部は無塗装もかっこいいと思います。これは好みで好きな色で塗装など施し、世界で一つのPCデスクにしちゃいましょう。
ペンキで塗装した理由はもう一つあり、湿気などから木材を守るための塗装です。

金具はそのままでも、足のブラックと金具のシルバーによるコントラストや、金具の無垢感も素敵ですが、アイアンペイントで重厚感を出してます。アイアンペイントは塗料を置くように塗ることで、乾燥後鋳物のような質感が出ます。
また、ビスに「タッピングビス」を使用した、この雰囲気がたまらなく好きです。

天板

最後に天板の取り付けです。
メラミン化粧板を使用してます。使用しなくなった棚の再利用で用意してますが、ホームセンターなどで合板などカットサービスを利用した方が安く作れます。
(2020年にDIYしたもので近々コンパネを使用しPCデスクのアップデート予定です)
今回は、天板再利用ということと、サイズ的に引っ越しで持ち運びしやすいように天板2分割で作ってます。

左の板が奥側、右が手前側の天板にしてます。①両方とも左右のズレ防止とタワミ防止目的に、触れ合う端同士に2×2材を一本通し、さらに②前後のズレ防止とタワミ防止強化に、手前と奥より2×2材一本分内側に2×2材を一本渡してます。こちらはシンプソン金具を避けるため短くしてます。
天板を一枚で作る場合は①の木材は一本で十分と思います。その分安く仕上げれそうです。(天板に使用する木材に依ると思いますので、調整してみて下さい)
本来たわみ防止の木材は、天板に鬼目ナットを打ち込み、そこへネジ止めすると綺麗に仕上がりますが、そこまで拘る必要もないと思い、天板表側から直接皿木ねじでネジ止めしました。

奥側を乗せて・・・

手前側を乗せて、完成。

下から覗くと、前後左右ズレないことがハッキリ分かると思います。

奥行きが70cmあるため、めちゃくちゃ広く使えます。20年の作成時の写真ですが、現在はモニターアームへ変更したため、さらに広大な快適スペースになっています。

まとめ

DIYですと、やはり自分の欲しいデザイン・サイズが手に入り、さらに今回のような作りだと、サイズを大きくしたい場合も数カ所の足材を変更するだけで、簡単にサイズアップやサイズダウンが出来るのがポイントですね。

今回の記事では、シンプソン金具とツーバイツー材を使って簡単に広いPCデスクをDIYする方法でした。シンプソン金具が想像以上に良い仕事をしてくれており、ガタつき皆無のデスクが出来ました。快適な作業スペースを作り上げるために参考にしてもらえたら嬉しいです。シンプルなデザインと高い耐久性で、自宅での仕事や趣味に最適なPCデスクDIYに、ぜひチャレンジしてみてください!

ツーバイツー材2.4m526円2本1,052円
1.6m350円7本2,450円
シンプソン金具リジットタイ・コーナー455円6個2,730円
リジットタイ・アングル152円2個304円

合計 6,536円
※天板は流用のため金額は未記載ですが、コンパネなど3,000円前後で購入可。

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